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お帰り!

息子のことで本当に大変だったときに、礼拝後に私をつかまえて、私と息子のために毎日祈っていると言ってくれた人がいました。彼は、すごく申し訳ない気がしていると言います。なぜかと聞くと、私のように苦しむことがなかったから、と言いました。「うちの子どもは、割とすんなり言うことを聞くんだ。でもそれは、親の信仰や育て方のせいじゃない。だって子どもは結局、自分で自分の道を選ぶのだから」と言いました。

私たちのすること

父は第二次世界大戦中、陸軍少尉でした。部下を率いてアフリカ北部の609高地に進軍する途中、足を撃たれて、生命にかかわるほどの重傷を負いました。その後、父の足が元に戻ることはありませんでした。私は父の復員後に生まれたので、幼い頃は父のけがについて少しも知らず、後になって人から聞いて知りました。父は、常に痛みを感じていたのですが、愚痴を言うことはなく、それを口実に家族を養う責任をないがしろにすることもありませんでした。

幼いころから

去年の夏、私たちの教会はカレブという若者を副牧師のひとりとして招聘(しょうへい)しました。カレブ牧師はコスタリカ育ちで、家族はそこで神に仕えるクリスチャンです。彼はテモテへの手紙第二3章14~17節を引用しながら、自分の生い立ちを語り、幼いころから聖書に親しんでいたと言いました。父も母も、彼に聖書の真理を教えました。聖書が彼に、「知恵を与えてキリスト・イエスに対する信仰による救い」(15節)へ導いてくれたのだといいます。カレブは、牧師になるための準備は子どものときから始まっていたと感じていました。

間違いを正す

1年で聖書を!
◆ エゼキエル書43-45
聖書のみことば Ⅰサムエル記2:12, 27-36

なぜ、あなたがたはわたしよりも自分の息子たちを重んじて、わたしの民イスラエルのすべてのささげ物のうち最上の部分で自分たちを肥やそうとするのか。―Ⅰサムエル記2:29

自らが母親でもあるカウンセラーのローリ・ゴットリーブは、子どもの幸せに執着する親は結果として子どもを不幸にしてしまうことがあると言いました。このような親は子どもを過保護にして、社会に出る準備をさせず、子どもの間違いに目をつぶり、厳しくしつけることをしません。

隣どうしに並んで

1年で聖書を!
◆ 申命記4-6
聖書のみことば 申命記6:1-9
 
これをあなたの子どもたちによく教え込みなさい。あなたが家にすわっているときも、道を歩くときも、寝るときも、起きるときも、これを唱えなさい。―申命記6:7

家族のアルバムの中に、娘が4歳のときの写真があります。家の羽目板を直している私の隣で、おもちゃのトンカチを手にしています。私たちは並んで働きました。娘は私の動作を逐一くり返し、真似をして、自分も家を直していると信じていました。

宇宙スカウト

1年で聖書を!
◆ レビ記4-5
◆ マタイ24:29-51
聖書のみことば エペソ6:1-4

 
父たちよ。……[子どもたちを]主の教育と訓戒によって育てなさい。
―エペソ6:4

初期の宇宙飛行士の多くは、少年の頃、ボーイスカウトに所属していました。ボーイスカウトの活動は、少年たちが想像力を膨らませ、目標を達成するために自己節制することをしっかり教え込むことができました。その目標が、宇宙を目指すというとてつもなく大きなことだったとしてもです。

見て学ぶ

1年で聖書を!
◆ 出エジプト記23-24
◆ マタイ20:1-16
聖書のみことば 申命記11:18-21

 
若者をその行く道にふさわしく教育せよ。―箴言22:6

女子ソフトボールの試合で、ある選手の母親が「審判を代えろ!審判を代えろ!」と野次を飛ばし始めました。それに便乗して、他の親たちも同じように野次を飛ばしました。すると審判は振り返ってにっこり笑い、「親を代えろ!親を代えろ!」と叫んだのです。すると、親たちの野次がおさまりました。